雪山学塾 2021 谷川 雪山学塾 2021 谷川 今期最高の寒波襲来、記録的などか雪となった12月18日(土)19日(日)の二日間、みなかみ町藤原の民宿なかじまを拠点に谷川岳にて、雪山学塾2021①を実施した。 参加者は、根井支部長、前田会員、槇会員、星野会員、中島会員、田中の6名。 18日は座学、「近くて良い」雪山・谷川岳と題し、根井支部長から谷川岳周辺に特化した代表的な6つのルートと地形の特徴、気象、注意すべきリスク、装備・服装等について学んだ。 続いて前田さんから、「山は人を見ない 登山は自己責任」失敗から学ぶと題し、様々な事例をあげていただき、その時の現場の様子を思い浮かべながら真剣に考えた。 「総合力で山を楽しむ」という言葉が印象に残った。 19日は、当初計画していた白毛門を変更して天神平へ。場所によっては、腰以上に降り積もった新雪で絶好のラッセル訓練場となっていた。 前田さんからは、雪崩のメカニズムや雪山でリスクを低減し、安全に行動するための知識・技術等を丁寧に指導していただいた。 いざという時に適切な対応・行動がとれるよう、各自継続的に反復練習する必要があると感じた。 今期も雪山の奥深さを再確認する、充実したスタートとなった。 [Report_田中規王 Photo_星野弘美