第3回雪山学塾が月21日長野県小谷村で開催され、前田さん指導の下、田中さんと参加して来ました。栂池自然園を予定していましたが、悪天候の為、雪崩勉強会に変更し、2時間に及ぶ座学、続いて以下の実習を行いました。
①積雪層の断面観測と弱層テスト・・・スコップで雪の断面を作り雪の層がいくつかあるのを確認。指を入れると固さも確認することが出来ました。弱層テストでは、雪柱を作り腕でゆすると下からすっぽり抜け、全層雪崩が起きやすいことが解かりました。
②テント設営・・・まずはスコップで平らにし場所の確保、そして組立、順序等、風に飛ばされない様に張り、初めてで戸惑いました。
③雪崩理没者の検索・・・ビーコンでの検索は、まだまだですが前回よりも自分なりにわかってきたように思います。これも、その場限りでは忘れてしまうので、いざという時の為に定期的に練習を重ね身に付けていきたいと思っています。
そして自分自身も雪崩の事故に会わないために日々心がけ知識を深めて行きたいと思います。悪天候の中、時間を無駄にすることなく指導して頂き、充実した学塾となりました。
(星野 弘美)