矢ヶ崎山は国道18号碓氷峠と碓氷バイパスの通る入山峠の間、群馬県と長野県の県境上にある。特に目立つ山では無いが山頂は南側が開け展望の良い所である。山頂北側直下までスキーリフトが上がってきているので、冬ならば難なく山頂に立てるが、無雪期は碓氷峠から薄い登山道をたどることになる。
県境ゲートの群馬側に私製の古い目立たない案内が掛かっている。尾根に上がるとすぐ分岐に出る。県境を示す杭があり右に折れるが、間違えて真直ぐ降りてしまい戻った。ここからは南に尾根をたどる。時々右(西)側のスキーゲレンデに出て、踏み跡が分岐するが、そのまま尾根を直進すれば良い。
矢ヶ崎山手前の鞍部に降りると、少し開けた草地に出てY字路になる。これも直進すれば良いが、これも間違えて左に入ってしまった。この道は矢ケ崎峠への道で、踏み跡はこちらの方がはっきりしているので注意。
ススキを分けて、ゲレンデの境を登るとゴンドラ2つと吊具が置かれている。この間を抜けて登ると、踏み跡は西側を巻いて山頂に出る。当日はあいにくの霧で何も見えなかった。帰りは案内に従い、リフト最上部の広場に降りたが、続く案内が見当たらずゲレンデを下りて、線路沿いに峠に戻った。
CL中山、黛 (記 中山)
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