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日本山岳会 群馬支部

大清水から鬼怒沼湿原・鬼怒沼山

鬼怒沼湿原・鬼怒沼山

新ガイドブック調査山行

日時;2018年6月22日(金)

コース;鬼怒沼湿原・鬼怒沼山

行程;大清水→湯沢出会→展望台→最大露岩→物見山→鬼怒沼山→鬼怒沼湿原→物見山→最大露岩→展望台→湯沢出会→大清水

 大清水から片品川にかかる大清水橋を渡ると、タイムスリップしたかのように静か大自然の中に入り込む。林道を30分弱で物見橋を渡る。行く手には物見山が高い。右側には廃鉱の根羽沢金山がある(分かりにくい)。

湯沢には大きな倒木を削って作った橋が横たわる。コケに覆われ水量が多い時以外、実際に利用することは勧められない。湯沢を渡ると木の根が出ている急登になる。40分余りの急登で大きな露岩の上に出と、先日登った四郎岳が三角定規の形に見える。さらに20分ほど登ると展望台の小広場に出る。ここから20分ほど登ると、この尾根では最も目立つ腰かけ岩があり、休憩に良い。

腰かけ岩から20分で、この尾根最大の露岩が数塊あるヤセ尾根となる。露岩の奥にヒカリゴケあり。ぜひ気づいてほしい。最上部は丸太に足場が刻んである。この先、原生林中の急登がなお50分ほど続いて物見山(毘沙門山2113m)に着く。展望はよくないが、樹間から会津駒ケ岳が見える

DSCN3388.JPG。下りにかかると鬼怒沼湿原の木道が見えてくる。県境縦走路を進み鬼怒沼山に向かう。山頂には三角点と山名板があるものの、笹に覆われ狭い。少し奥に行くと日光白根山望むことができる。来た道を戻り、途中左側に進むと湿原の北端に出る。そこには10人以上は雨宿りできるしっかりした避難小屋がある。湿原の南端まで10分余りを往復して湿原北端に戻り、往路を下山する。この往復コースはやはり健脚・上級コースである。(リーダー:黛 記録:田中)

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