日本山岳会福島支部は1947年(昭和22)12月に全国5番目の支部としてスタートしました。我が国登山界を120年間にわたり引っ張ってきた日本山岳会(略称JAC)の設立趣旨に賛同し、今から80年前、初代支部長故伊藤弥十郎氏が県内の山仲間とともにスターさせました。現在福島支部は、約80名の会員・会友が活動しています。「山好きあづまれ」(山が好きな人は誰でも集まってください)」をモットーに、集い、交流し、語り、助け合い、公益社団法人として姿勢も貫きながらの活動を行っております。
福島支部はまだまだ弱小組織です。中でも若い人たちと女性会員が少なく、これからは「誰でも気軽に参加できる支部・魅力ある支部づくり」に取り組んでまいります。幸い福島県内には6座の日本百名山のほか、多くの魅力ある山が連座しています。春夏秋冬、常に旬の魅力を味わえるゲレンデにも事欠きません。これまで取り組んできた「山の日親子登山」「フリークライミング講習会」「山岳講演会」「山岳調査活動(中央分水嶺登山、山岳古道120選調査)」など、会員以外の方たちとの協力関係も深められてきております。
日本山岳会は決して敷居の高いところではありません。私たち福島支部員と一緒に山の良さを楽しんでみませんか。まずは、福島支部の扉をノックしてください。
福島支部 支部長 渡部展雄
事務局長 佐久間隆夫
連絡先メール:fks@jac.or.jp
支部長紹介
日本山岳会福島支部長 渡部展雄。
1947年5月、福島県南会津郡で4人兄弟の第四子として出生。高校まで地元で過ごし、福島県警に42年間在職。県警で山岳救助活動の一員に、その中でJACへの入会が認められ活動中。残された少ない時間の中で諸先輩の伝統を守り、仲間とともに後輩に受け継ぎたい。