弥彦山外来種(フランスギク)駆除活動
(実績報告)
・日時:令和8年5月23日(土)9時30分~11時30分
・場所:弥彦山山頂(奥の院)及び大平園地周辺
・参加人数:30名
【はじめに】
令和4年度から実施している外来種(フランスギク)の駆除活動は今年で5回目となる。今回も弥彦村民に郷土の秀峰弥彦山に繁茂する外来種の現状を知っていただきたく、弥彦村産業部観光商工課の協力を得て各戸にチラシの配布や、日本山岳会越後支部ホームページで山岳会会員に情報提供した。
また、地元三条新聞から事前に開催情報を掲載していただくとともに、活動の様子も掲載いただいている。なお、今年度から弥彦村と弥彦観光協会を窓口にメールでの参加申し込みも採り入れた。
昨年度は村民等参加ゼロであったが今回は11名となり山岳会員等19名、計30名で駆除活動を実施した。
開会にあたり、弥彦村担当者の挨拶、そして日本山岳会越後支部渡辺茂が清掃活動への参加に対し感謝の意を伝えた後、本作業の担当者から外来種駆除の留意点の説明を受け、「根こそぎ取る」ことを確認し作業に入った。
【実施】
作業は弥彦山山頂(奥の院)及び大平園地の2班に分かれて実施。
1 奥の院

奥の院の継続調査地で(写真1,2)昨年根こそぎ取ったはずの箇所であったが、高さ5センチほどのフランスギクが部分的に、しかししっかりと根を張っていた。繁殖力の強さはただならぬものと実感した。ただ全体的にはフランスギクが占める広さが少ない印象である。


2 大平園地
全体的にはフランスギクが占める広さが少なくなったが、標柱付近では昨年同様たくさん咲き、つぼみも多い(写真4~7)。


作業は例年の半分ほどの40分で終了し、除去したフランスギクは重量39.8kg(昨年90㎏)となった。駆除範囲の全体の印象、作業時間、そして重量から考慮して、明らかにフランスギクは減った。作業は11時に終了・解散した。

【今後】
継続した取組みに成果を感じた。もちろん外来種駆除は数年で撲滅するものではなく、根気強く活動を行う必要がある。また、地元弥彦村民の皆様や弥彦山を愛する登山者の皆様にも、国定公園弥彦山に繁茂する外来種の現状を理解していただき、日本古来の美しい自然景観を後生に残すために、今後も継続して取り組んで行きたいと考えている。
まだ地元村民の参加者がないことは残念であり、私たちの取組みを再検討し次年度につなげたい。
参加して下さった皆様、ご協力いただいた関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
担当:自然保護委員会 小野寺昭彦
