第二回平日トレッキング「牟礼山」開催

事業委員 佐藤レイ子
5月14日(木)第二回平日トレッキングを開催しました。場所は関川村と胎内市の境「牟礼山(ムレイサン」(616.4m)です。
リーダーは御年92歳、元支部長、平田大六氏で、サポートは地質の専門家、稲葉夫妻にお願いした。
牟礼山は、鉄塔巡視路があるため、かろうじて登山道が維持されているが、どちらかというとマイナーな山である。以前は西側斜面は伐採されて見晴らしが良かったが、今では木々が伸び見晴らしは良くない。それでも所々、光兎山や鷲ケ巣山が望める。
平田氏を先頭に総勢17名、緩やかな山道を進み4番目の鉄塔分岐で一休みする。
足元にはオオイワカカミ、顔を上げればアズキナシ、ミヤマガマズミ、ナナカマドが目を楽しませてくれるが、両側は深い谷になっていて意外と急峻な地形だ。
登山道の真ん中に、見たこともない白と黒の模様のヘビがどっかりと居座っていて動こうとしない。後で調べたら、「シロマダラ」というめったに見られない幻のヘビで、幸運や吉兆の象徴とのこと。
また、登山道の所々に見られる色の濃い岩は一億五千万年前にできた岩だと説明を受ける。
辿り着いた山頂は、正面に黒手ノ峰、奥に飯豊連峰、後ろは櫛形山脈、高坪山など360度の大展望だ。山頂の二等三角点は明治38年設置(点名・持倉)の貴重な物である。
下山は、稲葉さんの案内で、途中の鉄塔から大波石へ下るルートをとる。鉄塔までは良く刈り払いされた道だが、沢へ下るジグザグのルートは人があまり歩いていないようで荒れていたため元に戻ることにした。
大波石(おおなみいし)とは「チャートと呼ばれる岩石層と泥岩と呼ばれる岩石層が交互に重なり、それが地殻変動で押され褶曲して波模様が形成されたもので、約二億年前に胎内が海底にあった頃、作られたもの」という。
- 沢で見つけた波石
- 大波石
壮大な地球の成り立ちや歴史も勉強した貴重な山行きでした。
(この山域はヒルの生息地ですので大波石見学は要注意です)


