南魚沼の阿寺山(1,508.8m)の青空を独り占め!

2026年山行委員会企画
期 日:令和8年4月12日(日)
参加者:6名
仕事の関係で通算6年間六日町(南魚沼市)に住んだが、冬の阿寺山は真っ白でたおやかな印象的な山だった。今回はそれを思い出し参加させていただいた。
例年であれば、登山口の広堀川橋付近にも残雪があるようだが、今年は雪が少なく、初めは雪のない林道を歩く。そのまま夏道を行く選択もあったが、急斜面の尾根をほぼ直登する冬道を行くことにし、そこからしばらくは落ち葉の積もるなかの藪こぎ。ようやく雪が現れたが、リーダーの廣井さんが約1か月前の下見のときに立木に巻いた赤テープからすると、1か月で2m以上雪が融けたようだ。雪で少し歩きやすくはなったが、最大斜度45度(少なくともそう見えた。)の急斜面の直登の連続は体力的にきつかった。
しかし、標高差1,100m余りを4時間半以上かけて登り切った頂上には、360度の大展望のご褒美があった。眼下に三国川ダム、近くは越後三山、巻機山、遠くは弥彦山、米山、火打山、妙高山、鳥甲山、苗場山、特に普段あまり目にしない東側の奥に覗く平ケ岳などの山々が印象的だった。
ただ、下山では、緩んだ雪に疲れた足は踏んばりがきかず、アイゼンを着けていても多少の恐怖を感じることもあった。メンバーのひとりが足をすべらせ5-60mほど滑落したが、全くけががなかったのは幸いだった。
雪がなくなってからは再び藪こぎで、岩や木をかわすために変てこな態勢をとったら脚がつりそうになったが、薬を飲んでなんとかしのいだ。林道にでてからは、皆でしばしフキノトウとりに興じつつ下山した。体調不良で登山口の駐車場の車内で待機していたメンバーも体調の悪化等もなく、全員無事に山行を終えることができた。
快晴かつ心配された風もあまりなく、山中では他の登山者は皆無で山を独り占めでき最高の一日だった。リーダーの廣井さんを始め皆さんありがとうございました。


茂野伸行 記




